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塗装外壁の仕上がりは「下地処理」で決まる!徹底解説ブログ

  • 執筆者の写真: yasuyuki ogino
    yasuyuki ogino
  • 8月1日
  • 読了時間: 5分
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こんにちは、東村山市の外壁塗装専門「有限会社おぎのとそう」です。

今回は、外壁塗装の中でも見落とされがちだけど**最も重要な工程のひとつ、「下地処理」**について、プロの視点で詳しく解説いたします。下地処理を甘く見てしまうと、どんなに良い塗料を使っても意味がなくなってしまうこともあるのです。

■ 外壁塗装における「下地処理」とは?

「下地処理」とは、塗装前に行う外壁の補修や清掃などの工程を指します。具体的には以下のような作業が含まれます。

  • 高圧洗浄

  • クラック(ひび割れ)補修

  • コーキング(シーリング)打ち替えまたは増し打ち

  • ケレン(旧塗膜の除去や目荒らし)

  • 錆止め処理(鉄部がある場合)

  • 素地調整や下塗り

これらはすべて、塗料をしっかり密着させ、長持ちさせるために欠かせない工程です。

■ なぜ下地処理がそれほど重要なのか?

✅ 理由①:塗料の密着性を高めるため

どんなに高性能な塗料でも、下地にしっかりと密着しなければ、すぐに剥がれてしまいます。下地処理をきちんと行うことで、塗料の性能を最大限に引き出すことができます。

✅ 理由②:外壁の劣化を止めるため

ひび割れやコーキングの劣化を放置したまま塗装をすると、水の侵入を防げず、内部が腐食してしまいます。下地処理は、外壁そのものの寿命を延ばす役割も果たします。

✅ 理由③:仕上がりの美しさを保つため

汚れや古い塗膜が残った状態で塗装すると、ムラができたり、見た目が悪くなる原因になります。丁寧な下地処理が、均一で美しい塗装仕上げにつながります。

■ 工程別の下地処理を詳しく解説

【1】高圧洗浄

外壁に付着したカビ・藻・ホコリ・古い塗膜などを、業務用の高圧洗浄機でしっかり落とします。これを怠ると塗料が密着せず、剥がれやすくなります。

  • 使用する水圧:約10〜15MPa(家庭用の5倍以上)

  • 洗浄後は1〜2日乾燥させてから次の工程へ

【2】クラック補修

ひび割れは水の侵入口となるため、必ず補修が必要です。

  • 小さなクラック:防水補修材(フィラーなど)で埋める

  • 大きなクラック:Uカット+シーリング+モルタル仕上げ

【3】コーキング(シーリング)処理

目地部分やサッシ周りなどのシーリングは、建物の防水性を保つ重要な部分です。

  • 打ち替え:古いシーリングを完全に撤去し、新しく打ち直す方法(おすすめ)

  • 増し打ち:古いシーリングの上から新しく塗布する(応急処置的)

【4】ケレン作業

主に鉄部や旧塗膜のある箇所に行う処理で、表面のサビや剥がれを除去し、塗料の密着を良くします。

  • サンドペーパー、電動工具を使って研磨処理

  • 金属部は特に丁寧に行うことで、サビの再発を防止

【5】下塗り(プライマー処理)

下塗りは、上塗り材の密着を高める「接着剤」のような役割です。下地の種類によって、使用するプライマーが異なります。

  • モルタルやコンクリート:微弾性フィラーなど

  • 金属面:エポキシ系さび止めプライマー

  • 窯業サイディング:シーラー

■ 下地処理が不十分だとどうなる?

  • 数年で塗膜が剥がれてしまう

  • 塗装後にカビや藻が再発する

  • ムラやひび割れが出て美観が損なわれる

  • 内部まで雨水が浸入し、構造材が劣化する

「せっかくお金をかけたのに…」という失敗の多くが、下地処理の不足によって起こっています。

■ 実際の施工事例:下地処理の違いが明暗を分けた

◉ 東村山市 S様邸(築18年/サイディング外壁)

施工前はコーキングのひび割れ、チョーキング、苔が目立つ状態。下地処理を徹底的に実施し、コーキングもすべて打ち替え。

→ 完工後:「まるで新築のよう」とご家族に喜ばれ、10年保証付きで安心感もプラス。

◉ 東久留米市 K様邸(築25年/モルタル外壁)

以前は別業者で塗装したものの、3年で塗膜が剥がれ再施工へ。

→ 今回は当社で高圧洗浄とクラック補修をしっかり実施。見違えるような仕上がりになりました。

■ 下地処理に手を抜かない業者を選ぶには?

✅ 見積もりに「下地処理工程」が記載されているか

見積書に「高圧洗浄」や「コーキング打ち替え」などが明記されているかを確認しましょう。

✅ 現地調査でしっかり診断してくれるか

表面的な劣化だけでなく、ひび割れやコーキングの状態を丁寧に確認する業者は信頼できます。

✅ 写真付きで工程を報告してくれるか

当社では、施工前・施工中・施工後の写真をお客様に共有しており、安心してお任せいただけます。

■ まとめ:下地処理なくして、良い塗装なし!

外壁塗装は「色を塗るだけ」ではありません。 塗装の“土台”とも言える下地処理をどれだけ丁寧に行うかで、

  • 仕上がりの美しさ

  • 耐久性

  • お住まいの寿命

すべてが変わってきます。

塗料選びも大切ですが、その性能を最大限に発揮するために、まずはしっかりとした下地処理ができる施工業者を選ぶことが一番のポイントです。



※女性の方でしたらお化粧のベース(下地)がよければお化粧ものりますよね?笑

建物も同じです。汚いまんま施工したり水分を与えないまま施工するとよくないですよね。

基本はベースが命(いのち!!)です。笑

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