外壁を黒にするという選択。上品でモダンな印象を与える「黒」の魅力とは？

更新日：5月12日

住宅の外壁カラーを決めるとき、以前はベージュやグレー、ホワイトなどが主流でした。しかし近年、「黒い外壁」が人気を集めているのをご存知でしょうか？

黒という色は一見重く、暗い印象を与えると思われがちですが、実は使い方によっては高級感、重厚感、そしてスタイリッシュな印象を演出できる色なのです。

今回は、実際に白い外壁から黒にリフォームされたお客様の事例をもとに、「黒い外壁を選ぶメリット」と「後悔しないためのポイント」について、外壁塗装専門店「有限会社おぎのとそう」が詳しくご紹介いたします。

黒い外壁が注目されている理由

黒は、重厚感と落ち着きを与える色です。建物全体を引き締めて見せる効果があり、洗練されたデザイン性の高い住宅に仕上がります。特に現代的なシンプルモダンの住宅や、和モダンスタイルには非常に相性が良いです。

白い外壁は排気ガスや雨だれなどの汚れが目立ちやすいのに対して、黒は多少の汚れでは見た目に大きな変化が出にくいという特徴があります。特に、泥はねやホコリが付きやすい1階部分では、このメリットを感じやすいでしょう。

黒は基本的にどんな色とも調和しやすい万能色です。玄関ドアやサッシを木目調にしてナチュラルさを加えたり、白やグレーでコントラストを効かせてシャープに見せたりと、アレンジ次第で表情が変わります。

黒い外壁の家は、周囲の住宅と比べても印象に残りやすく、「あのカッコいい家」と覚えてもらえるような存在感を持っています。建築としての存在感を高めたい方にはピッタリの選択です。

実際に当社「有限会社おぎのとそう」にご依頼いただいたお客様の中には、長年白い外壁だった住宅を黒へ塗り替えたことで、驚くほど印象が変わったという方がいらっしゃいます。

お客様の声：

「思い切って黒にして大正解でした！外観がぐっと引き締まり、周囲の家とも差別化されて満足しています。最初は汚れの心配がない白を選んでいたのですが、黒は逆に毎日の掃除も気にならなくなり、精神的にも楽になりました。」

このように、「白＝清潔感」「黒＝重厚感」と、それぞれに個性があるため、ライフスタイルや好みによって最適な色は異なります。

黒は紫外線の影響で色あせが比較的早く目立つというデメリットがあります。しかし、現在では「高耐候性塗料」や「ラジカル制御型塗料」など、色あせに強い塗料が多く開発されています。

また、艶のある塗料では色あせがより顕著になりやすいため、あえて艶を抑えた“マット仕上げ”を選ぶことで、経年変化が自然に見える工夫も可能です。

黒い外壁は日射熱を吸収しやすく、夏場は外壁温度が非常に高くなることがあります。ですが、断熱材の施工や遮熱塗料の使用によって、室内温度への影響を最小限に抑えることができます。

全面真っ黒にすると、建物が重たく、威圧感のある印象を与えてしまうこともあります。これを避けるためには、一部に白や木目、アクセントカラーを入れることで軽やかさを演出すると良いでしょう。

光を反射しないマットな黒は、控えめで落ち着いた印象を与えます。外観を大人っぽく、渋く仕上げたい方におすすめです。

黒と木目、黒とアルミ素材などの異素材を組み合わせると、素材の質感がより際立ち、おしゃれなデザイン性が生まれます。

外壁全体を黒にするのが不安な方は、アクセント的に黒を使うのも効果的です。例えばベランダ部分や玄関周りだけ黒にすることで、引き締まった印象になります。

外壁に黒を取り入れるのは、少し勇気のいる選択かもしれません。しかし、その分**「他にはない個性」や「洗練されたデザイン」を実現できる色**でもあります。

耐候性や遮熱性に優れた塗料を選び、デザインに工夫を凝らせば、長く愛せる黒い外壁が実現します。

「有限会社おぎのとそう」では、外壁の色選びから塗装までトータルでご提案しております。黒に限らず、カラーシミュレーションを活用しながら、お客様の理想の外観を一緒に形にしていきます。

「黒い外壁にしてみたいけど不安がある」「他の色とも比較したい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。